発達障害グレーゾーンのライフハック

期日を守れない人のためのライフハック

作成日:2019/07/11
更新日:2019/07/11

発達障害グレーゾーンの人にとって、スケジュール管理は大きな悩みです。
「打ち合わせに遅刻する」「納期に間に合わない」といったことが日常茶飯事のように起こります。
プライベートのことならまだ良いのですが、仕事で期日を守れないと周りの人からプロ意識が欠如してると見られてしまいます。

これは発達障害グレーゾーンの人が持つ「先延ばし傾向」のためです。
何かしていても、自分の関心の向いたことを優先してしまったり、やるべきことをすぐ忘れたりしてしまいます。
そしてやるべきことがどんどん後回しにされてしまうのです。

期限までに仕事ができなかったり、提出物の締切に間にあわなかったり、支払い期限を守れなかったりします。
これは仕事をするうえで致命的な問題です。
締切を守るためには、予定の可視化が有効です。

アナログな方法ですと「スケジュール表を作り、目のつくところに張っておく」これだけです。

手帳(スケジュール帳)でもいいですし、Googleカレンダーを使ってももちろん良いです。
ただ気をつけたいのは、スケジュールを記入しても、それを見なければ意味がないということです。

朝は必ず手帳をチェックし、できるならスケジュールのページを開きっぱなしにして、見える位置に置いておくとよいでしょう。
Googleカレンダーの場合は「PCブラウザのタブに常時表示しておく」「スマホのホーム画面にGoogleカレンダーのアイコンを置く」などして、いつでも見れる状態にしておくのです。

スケジュールには余裕を持たせましょう。仕事をするうえでは想像しているよりの遥かに高い確率で、想定外のことが飛び込んでくるものです。
発達障害グレーゾーンの人ならなおさら、眺めに予定をとっておきましょう。ギリギリに設定してしまってミスするよりずっといいのです。

そして用事を安請け合いしないことも大切です。自分一人で決めようとせず、周りの人に相談してからきめてもいいでしょう。

スケージュールは1冊の手帳で管理することが大切です。
たまにプライベート用と仕事用の手帳を使い分けている人がいますが、絶対にやめましょう。
なぜなら時間にはプライベートも仕事もないからです。
いちいち手帳を分けていると必ず見落としをします。

以上これらのような対策をとって、期日を守れるように工夫してみましょう。