発達障害グレーゾーンのライフハック

家事全般が苦手な人のためのライフハック

作成日:2019/08/12
更新日:2019/08/12

発達障害グレーゾーンの人は掃除や片付け、料理、洗濯などなど、家事全般が苦手です。

料理はともかくとして、その他の家事は比較的慣れれば単純な作業です。

それなのに、どれだけ経験を重ねても混乱してしまいます。

掃除、洗濯、料理、洗濯物の取り込み…「あれもこれもやらなければ」と頭がいっぱいになってしまいます。

料理に奮闘しているうちに洗濯物を取り込むのを忘れてしまうなんてことは日常茶飯事。

発達障害グレーゾーンの人には、家事は大変な仕事です。

家事はうまくできても評価されるものではなく、できてあたりまえと思われがちです。

しかもうまくできませんから、ひどいストレスを抱えることになります。
家事が苦手な人はまず家族を頼りましょう。

例えば、掃除や料理を他の家族に任せて自分は洗濯を担当したり、料理担当を一日置きにしてもらったりします。

苦手なことを任せたり、頻度を下げることによって、うまくいくケースが多いです。

料理の献立に苦労する人は、曜日ごとにおおまかなメニューを決めてしまいましょう。

例えば月曜日は肉、火曜日は魚・・・日曜日は麺といった具合です。

こうすれば献立に悩まくて済みます。

洗濯物を畳むのが苦手な人は、畳まくてよいのです。

ハンガーに掛けたまま干し、乾いたらそのままクローゼットに収納すればよいのです。

畳むことに労力をかけず、畳む過程を省く努力をしましょう。

掃除が苦手な人は道具を見直しましょう。

カーペットやソファの簡単な掃除なら、粘着テープカーペットクリーナー(コロコロ)で十分です。

ハンディモップやトイレブラシなどを使い捨て製品にすれば、掃除用具がかさばりませんし清潔です。 


やらなければいけないことを忘れてしまう人は、”やることリスト”をつくりましょう。

「毎日やること」「毎週末やること」「毎月末やること」について、それぞれ書き出します。

それを目につくところに貼っておきましょう。

忘れることはグンと少なくなります。

最後に大事なことをお伝えします。

なんでも完璧にやろうしないこと。それが大切です。

発達障害グレーゾーンの人は持続力があまりありません。

休憩しながら、肩の力を抜いて楽しんでやりましょう。